みさけ しんりょうないか
医師の紹介
院長
旭 修司(あさひ しゅうじ)
◇略歴 ◇
広島市出身
愛媛大学医学部卒業
広島大学大学院卒業
◇ 勤務歴 ◇
広島大学病院
加計町国民健康保険病院(現、安芸太田病院)
呉医療センター・中国がんセンター
◇ 資格など ◇
医学博士
精神保健指定医
精神科専門医・指導医
日本医師会認定産業医
うつ病リワーク協会 正会員
日本精神科産業医協会 認定会員
【医師としての歩み】
医師免許取得後、広島大学医学部付属病院にて精神医学および救急医学の基礎を学びました。大学病院では指導医の下で、うつ病や不安障害などの入院患者さんを毎日じっくりと診察させていただき、また症例検討会、各種研究会などを通じてどうすれば症状が改善するのか、その患者さんの苦痛を少しでも取り除くことができるのかを考える貴重な時間でした。
同時に、脳科学への興味から広島大学大学院にも在籍し、うつ病の病因解明のための脳機能画像研究に従事しました。京都に拠点のある世界的な研究グループとの共同研究も行い、何度か国際学会で発表する機会もあり、とても刺激的な時間でした。この医学研究を通じて論理的に物事を考えることが少し上手になったように思います。
大学院卒業後は地域で臨床経験を積むために大学病院を出て市中病院へ。
加計町国民健康保険病院(現、安芸太田病院)では認知症を中心とした老年精神医学および地域医療(プライマリケア)を学びました。安芸太田町は広島県の中でも中国山地山間で、ホタルが舞うきれいな川や複数のスキー場に囲まれた自然豊かな場所です。地域の方々とも親しくお付き合いいただき、とても居心地は良かったのですが、内科・外科関係なく次々と救急車がやってくる救急当直は、正直辛かったです(笑)
呉医療センター・中国がんセンターは精神科病床を有する広島県でも有数の総合病院で、思春期から高齢者まで、質・量ともに多くの臨床経験を積むことができました。この病院では、がんなどの身体疾患で内科や外科に入院中の患者さんで精神的ケアを必要とする方の治療(リエゾン精神医学)にも力を入れていて、毎日各病棟に出向き対応しておりました。忙しいながらもこの頃に診療させていただいた患者さん一人ひとりの顔は今でも思い浮かびますし、ずいぶん勉強させていただいたと感謝しております。
その後、縁があり松山に戻ってきました。微力ではありますがこれまでの経験を生かし、また最新の医学をアップデートしながら、皆さんの心の健康を取り戻すお手伝いをさせていただきたいと思っております。